今日から新「日本銀行券」ですね!

こんにちは、足寄町学習塾です。

足寄高校の学校祭「観岳祭」も近いということで、

塾より学校で頑張っている生徒が多いです。

そんな生徒や外を歩く方々は暑さで大変そうですが、

クーラーで涼しい塾の中からお届けしています。

さて、本日7月3日と言えば「日本銀行券」

もとい新札の流通が始まる日です!

このブログを読まれているみなさんも、

今か今かと待ち望んでいたことだろうと思います。

(私はさっき言われるまですっかり失念していました)

新1万円札のイラスト(仮)

というわけで今回は生徒の様子ではなく、

身近なニュースということで新「日本銀行券」について少しお話したいと思います。

日本銀行の建物のイラスト

そもそも今回何度も登場している「日本銀行券」という言葉が、

お金の紙幣を指していることはご存じでしたか?

各国によって通貨の名前、紙幣なのか貨幣なのか等々違うということはよく知られていることだろうと思います。

ではその通貨はいつ頃から、何のために作られたのか?

各国で異なっているのはどうしてなのか?

こんな疑問に答えていくのが、

「日本史」であったり「世界史」という歴史系科目になります。

また、通貨は数字でモノの価値を表すものですから、

使うときには計算するために

「算数」「数学」を使います。

通貨を悪いことに使おうとする人に騙されないためには、

語学である「国語」「英語」

そしてモノの価値や社会で必要なルールを知るためには

「公共」「政治・経済」という公民系科目が必要になります。

小学校から中学校、高校と学習を積み重ねてきて

「こんな勉強本当に役に立つのかな?」

そんな疑問が頭に思い浮かんだことは、誰しもあるのではないでしょうか。

高校から社会に出る生徒もいれば、

大学に進学してさらに学習を重ねる生徒もいます。

じゃあ、高校の勉強は社会に出たら必ず使う内容なのか?

というと、必ずしもそうとは言えません。

「なんのために学ぶのか」

この問いに納得のいく答えを用意するには、

哲学を本格的に学ぶ必要があるかもしれません。

それでも、私が塾生にこのようなことを聞かれたら、

こう答えています。

社会に出て直接使うことはないかもしれない。

でも、今「勉強した」という経験は、社会で必ず役に立ちます。

社会に出れば、勉強のために時間を割くことはなかなか難しいです。

だからこそ、今学べる環境にいるうちに「勉強に向かう」という経験をしてほしい。

できなかったことができるようになるという経験は、

とても楽しいことだと思いますよ。

生徒たち一人ひとりに丁寧に伝える時間はなかなか持てませんが、

一度の授業でも、一つは「わかった」を持ち帰れるよう意識して指導をしております。

塾の講師のイラスト

今後とも足寄町学習塾を、よろしくお願いいたします。